OpenBoot PROM のバージョンが 4.15 以上になっていることに伴い, デフォルトの設定では電源投入時にダイアグが起動するようになっています. これによりハードウェアのチェックができますが,起動にかなりの時間がかかります. (ま,サーバなんだから,電源落とすときは何か異常があったときか, ハードウェア構成の変更をしたときなんだから, ダイアグすべきだって考え方なんでしょう.)
参考: OpenBoot PROM Enhancements for Diagnostic Operation
これを抑制するため,OpenBoot より以下のコマンドを入力して調整してあります.
ok> setenv diag-level=off
設定をデフォルトに戻すには,以下のコマンドを入力します.
ok > setenv diag-level=max