覚え書き

グラフィック設定

インストール手順

  1. SmartStart CD からの起動ではインストールできず.
    1. OS選択に Linux 系 OS がない.
  2. RBSU(ROM Base Setup Utility, SmartStart CD から起動もしくは 起動時の PXE エージェントセットアップの表示直後に[F9])で
    System Options
     -> OS Selection -> [Linux] 選択
  3. 普通に RHEL CD でインストール.
  4. その後,SmartStart CD(Ver. 7.10 以上) をいれて,自動起動させ PSP(Proliant Support Pack)をインストール?.->次節

HP Proliant Support Pack

参考

インストール

Smart Start CD 7.600 を挿入し,コマンドラインから autorun を実行する.

「同意」->「ソフトウェア」タブ-> 「ProLiant Support Pack のインストール」リンクをクリック.->

ターミナルが開く.

compat-gcc-32-3.2.3-47.3.i386.rpm
compat-gcc-32-c++-3.2.3-47.3.i386.rpm

をインストールするか聞かれるので [Y] と答える.->

「HP ProLiant Linux Deployment Utility」が起動する.

ソフトウェアを選択する.

インストール(old)

以下から PSP Ver.7.11 をダウンロード

http://h18007.www1.hp.com/support/files/server/jp/locate/101_6011.html

http://h18000.www1.hp.com/support/files/server/us/download/21102.html

展開して,HP ProLiant Linux Deployment Utility v1.0.4-2 を起動する.

以下のソフトウェア,モジュールがインストールされるので,適宜設定する.

HP Server Managemet の設定項目

HP Server Management(文字コードは SJIS で)

http://127.0.0.1:2301/
https://127.0.0.1:2381/

ほとんどのページで次のエラーが出る. (PSP 7.40 では直っている!!)

 "an error occured while trying to load the page,Please try agein"

なので,「Insight Management Agent(左のメニュー)」で情報を見るほうが 賢明.

ArrayConfigration Utility

補足: Array Configration Utility について

kernel の更新

Linux の kernel を更新した際に PSP でインストールされている kernel モジュールを再コンパイル してインストールしなおす必要があるが,最近の PSP(少なくとも 8.10 以降)では, 起動時に自動的にやってくれるようだ.(HP OpenIPMI のモジュールで確認.) なんてかしこなんや.

ちなみに,OpenIPMI のモジュールがインストールされているかの確認は,以下でできる.

# cd /opt/hp/hp-OpenIPMI
# ./check_install_kernel.sh

その他

ManagementCD から Server Management Applications を インストール? -> いらない


PSP を入れるとロードアベレージが高くなる

HP のヘルスチェックのデーモンが CPU ロードアベレージをあげる

http://forums13.itrc.hp.com/service/forums/questionanswer.do?admit=109447627+1250066519261+28353475&threadId=1332334

hp-snmp-agent から起動されるエージェントのうち,

/opt/hp/hp-snmp-agents/server/etc/cmasm2d

を止めてやれば,ロードアベレージがぐんと下がりました.

cmasm2d は以下の URL では「Remote Insight/Integrated Lights-Out Agent」 となっているので,使ってないからいいやと... http://h50222.www5.hp.com/support/345101-001/experts/70093.html

で,自動的に起動しないようにするためには

/opt/hp/hp-snmp-agents/cma.conf

の中の

exclude

の行に起動させないエージェント名を書いてやれば O.K. でした.

exclude cmasm2d

iLO2 からのシリアル接続

iLO2 の仮想シリアルデバイスは Linux から ttyS1 として認識される. また,Baud Rate は 115200.

なので,/etc/inittab に以下を追加してやれば, OS 起動後仮想シリアルデバイス経由でログインできる.

T1:23:respawn:/sbin/getty -L ttyS1 115200 vt100

また,root で接続するには /etc/securetty に

ttyS1

があるのを確認しておく.

仮想シリアルへの接続方法は iLO2 の Web 画面から行うか, SSH で接続し,コマンドラインで行う.

コマンドラインの場合は,

start /system1/oemhp vsp1

もしくは </>hpiLO->プロンプトで

VSP

と入力する.

終了時は

Esc + (

DL360 Gen10 iLO5 での場合の仮想シリアル接続

DL360 Gen10 の場合,物理的なシリアルインタフェイスがないため, iLO の仮想シリアルインタフェイスは /dev/ttyS0 として認識される.

また,ボーレートは 9600

Linux 側の設定

sudo systemctl enable serial-getty@ttyS0
sudo systemctl start serial-getty@ttyS0

iLO 側設定

iLO の Web 設定画面で,

Security > Secure Shell Key

ssh の公開鍵を登録

接続方法

ssh で接続

ssh -i 秘密鍵  administrator@iLOのIPアドレス
Enter passphrase for key 'xxxx': 
User:administrator logged-in to xxxx.example.com (192.168.x.y / xxxx::xxxx:xxxx:xxxx:xxxx)
Integrated Lights-Out 5
iLO Advanced 2.72 at  Sep 04 2022
Server Name: xxxx.example.com
Server Power: On

</>hpiLO-> VPS
Virtual Serial Port Active: COM1
Starting virtual serial port.
Press 'ESC (' to return to the CLI Session.

パスワード:
ログインが失敗しました

xxxx ログイン: root
パスワード:
前回のログイン: Mon Apr 17 11:41:42 on ttyS0
[root@xxxx ~]# 

参考

ボーレート(速度)を表示

sudo stty -F /dev/ttyS1 speed

すべての設定を表示

sudo stty -F /dev/ttyS1 -a

シャットダウン時に監視エージェントの一部の停止が失敗する

ProLiant DL や ML のシャットダウン時に cmarackd と cpqriisd の 停止が FAILED なる.

これらの監視エージェントはブレード用のものなので気にしなくていいが, メッセージを出したくない場合は,

/opt/hp/hp-snmp-agents/cma.conf

を編集し,

exclude cmarackd cpqriisd

とする.


OpenIPMI 関係で警告メッセージ

シャットダウン時に OpenIPMI 関連のメッセージが出る.

よく読んでみると,HP の OpenIPMI モジュールはもはや必要ないとのこと. メッセージどおり以下のコマンドで削除する.

# rpm -e hp-OpenIPMI

ProLiant Gen10 向け Linux インストール方法

参考 URL https://www.hpe.com/jp/ja/servers/linux/technical/gen10-generic.html


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Last-modified: 2023-04-17 (月) 13:14:11