Sun 関係覚え書き

Solaris をネットワークインストールするためのサーバを構築する.

インストールサーバの構築

インストールサーバと同じセグメントでクライアントを インストールするなら次の方法でよい. (なお,これは Sparc のシステムでの説明です.)

サーバ側

1. Solaris の DVD をドライブに入れます. 通常は自動マウントするはずですが,そうでない場合は スライス0(s0)をマウントします.

2. DVD イメージをコピーするディレクトリを作成します.

# mkdir -p /Sol/INST

3. マウントされたディスクの Tools ディレクトリに移動します.

# cd /cdrom/cdrom0/s0/Solaris_10/Tools

4. ドライブ内の DVD イメージをインストールサーバのハードディスクにコピーします.

# ./setup_install_server /Sol/INST

5. インストールするクライアントのホスト名,IPアドレス, MAC アドレスを登録します.

具体的には,/etc/hosts に IP アドレスとホスト名, /etc/ethers に MAC アドレスとホスト名のエントリを追加します.

/etc/hosts

 192.168.1.135 sol01                                                           
 192.168.1.136 sol02                                                           

/etc/ethers

 0:14:4f:XX:XX:11  sol01                                                       
 0:14:4f:XX:XX:12  sol02       

6. インストールサーバの DVD イメージ上の Tools ディレクトリに 移動します.

 # cd /Sol/INST/Solaris_10/Tools

7. クライアントを登録します. この作業により,/etc/bootparams の設定や tftp,NFS サーバの 設定がなされます.

 # ./add_install_client -e 0:14:4f:XX:XX:11 sol01 sunv4

sunv4 のところは,クライアントのハードウェアに応じた プラットフォームグループ名(uname -m で表示されるもの)を指定します.

クライアント側

ok> プロンプトから次のようにしてシステムを起動します.

 ok> boot net

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Last-modified: 2008-08-24 (日) 00:11:42