Sun StorEdge A1000

Sun 関係覚え書き

Sun StorEdge A1000(ハードウェア)

↑

SCSI ID

背面の回すスイッチで SCSI-ID を 0 に設定．

接続は Sun の「PCI UltraSCSI Host Adapter (Single-Ended and Differential Dual-Channel Models)」 (型番 X6541)に接続する．

↑

ソフトウェア

↑

StorEdge RAID Manager ダウンロード

一応 CDROM でソフト(StorEdge RAID Manager 6.22)はついているが， Sun のダウンロードサイトで探すと Ver. 6.22.1 があったのでダウンロード．

RM 6.22.1 (rm6221-fcs-sparc-bin.zip, 10.36 MB)
Documentation (Docs.zip, 7.37 MB)
Extra tools (Tools.zip, 3.33 KB)
dacdiscovery script (dacdiscovery, 2.05 KB)
Release Notes - MANDATORY READ FIRST (805-7758-13.pdf, 227.11 KB)
RM6.22.1 Upgrade Procedure - MANDATORY READ/USE (806-7792-14.pdf, 187.81 KB)

↑

StorEdge RAID Manager インストール

6.22 のマニュアルに従い， swmtool(/usr/sbin/swmtool)でパッケージをインストール．

環境変数 DISPLAY の設定， LANG を C に設定後，

 # /usr/sbin/swmtool

メニューの「Edit」->「Add」

Software Location を「Hard Disk」に変更， Directory に，パッケージを展開したディレクトリを入れる．

次に開いたウインドウでインストールするソフトウェアを選択する

Open Storage Array Firmware 2.0
Open Storage Array Man Pages 2.0
Open Storage Array (nvsram) 2.0
Open Storage Array (Root) 2.0
Open Storage Array (Usr) 2.0

「Add」ボタンを押すとターミナルが開いてインストールが始まるので，ときどき[y]と答える必要がある．

リブートを促すメッセージが出て終了するので， swmtool を終らせ

# shutdown -y -i0 -g1

としてシャットダウンし，

ok> boot -r

で起動する．

起動時，

 The NVSRAM settings of controller c5t0d0(1T30637636) are correct.
  
 nvutil command succeeded.

といったメッセージが表示されることを確認する．

↑

ファームウェアのバージョンアップ

# /usr/lib/osa/bin/rm6

で RAID Manager を起動し，「Maintenance/Tuning」アイコンをダブルクリック．

「フロッピーディスクのアイコン」(Firmware Updrade)をダブルクリック．表示される注意書きを「OK」で抜ける．

Select Upgrade Type で「Offline」を選択．

次の画面の上方で現行バージョン

Firmwre Level=03.01.02.35,
Boot Level=03.01.02.33

を確認．

下の画面でインストールするファームのバージョンを選択．

Firmwre Level=03.01.04.68,
Boot Level=03.01.04.00

「OK」を押し，確認の画面でもう一度「OK」を押す．インジケータが 100% になってもなかなか終らないのでドキドキするが，辛抱強く待っていると「Complete」が表示される．これで一旦終了．

で reboot．

この図はちょっとウソ

↑

パッチあて

パッチ 112126-09 をダウンロードしインストール．

# patchadd /var/spool/patch/112126-09

ファームウェアのバージョンが 03.01.04.75 より低いので前節と同じようにファームのバージョンアップ．

現行バージョン

Firmwre Level=03.01.04.68,
Boot Level=03.01.04.00

インストールするバージョン

Firmwre Level=03.01.04.81,
Boot Level=03.01.04.00

上記の作業は，アレイを稼働させずに行うが，万が一 LUN の設定が飛んでしまったら，

 /usr/lib/osa/bin/hot_add

をすれば復活すると README には書いてある．

この後 reboot．

↑

最終的なファームのバージョン

最終的なファームのバージョンは

# /etc/raid/bin/raidutil -c c3t5d0s1 -i

  LUNs found on c3t5d0s1.
    LUN 0    RAID 5    69385 MB

  Vendor ID         Symbios 
  ProductID         StorEDGE A1000  
  Product Revision  0301
  Boot Level        03.01.04.00
  Boot Level Date   04/05/01
  Firmware Level    03.01.04.75
  Firmware Date     04/11/02
  raidutil succeeded!

となる．

↑

RAID の構成

RAID の構成は RAID Manager でディスク 11本 ([1,0][2,0][1,1][2,1][1,2][2,2][1,3][2,3][1,4][2,4][1,5]) で RAID5 の構成にする

また，HotSpare として [2,5] を割り当てる．

RAID Manager の操作については，「Sun SterEdge A3500/A3500FC」バインダ内の「Installation and Support Guide」「User's Guide」を参照のこと．

この図もちょっとウソ．

検索

↑

Sun StorEdge A1000