Mac 関係覚え書き

検証環境

クライアント,サーバともに Intel Mac でもおおむね 問題なく動作しているようだ.


参照

以下の文書を参照する.

ナレッジベース http://www.symantec.com/region/jp/techsupp/enterprise/select_product_kb.html

より,

 -Symantec AntiVirus for Macintosh
  + Symantec AntiVirus for Macintosh 10.0 <-- クリック
「Browse」タブ-> 「>LiveUpdate」
 ->
 21.1.2 Symantec AntiVirus 10.x for Macintosh クライアントの
        社内 LiveUpdate サーバーを設定する方法

最終的な URL


サーバ側手順

社内 LiveUpdate 用サーバとなるマシンで, HTTP, FTP いずれかでパタンファイルを配布可能. 一応,HTTP で配布する方法をまとめてみる.

Symantec Administration Console(SAC) for Mac のサーバソフトウェア

なにわともあれ,Symantec Administration Console for Mac のサーバソフトウェア をインストールする必要がある.

[注意]

""クライアントソフトウェアより先にサーバソフトウェアを インストールしておくこと""

パスワード

必要なパスワードを整理する. |Mac OS X Server の管理者(admin?)パスワード| |

MySQL の root ユーザのパスワード
MySQL の SAC 用データベース(SACM)のユーザ(sacm) のパスワード自動的に割り当てられる?
SAC for Mac のログインユーザ(admin)のパスワード
SAC のキーの組? のパスワード
SAC の Web ページのパスワード

MySQL の設定

起動

初回立ち上げ時には 「インストール」をクリックする.

そうすると,MySQL ルートパスワードの設定のための フォームが入力可能になるので「パスワードを設定」する. (Tiger Server の場合のみ?)

「ネットワーク接続を許可します」チェックボックスは, チェックしなくていいと思う.

MySQL サービスを「開始」する.

Tiger Server では,上記のようにパスワードを設定できたので, 以下いらない.

Panther の場合, MySQL の root ユーザのパスワード設定

サーバソフトウェアのインストール

Symantec AntiVirus 10 CD を使う

Symantec Administration Server アイコンをダブルクリックして インストーラを起動.

「続ける」->「続ける」->「続ける」->「続ける」->「同意します」

インストール先のドライブを選択(システムディスクしか選択できない) して「続ける」->「インストール」

管理者のパスワードを入力するとインストールが始まる.

「紹介」ウインドウで「続行」をクリック

「続行」

MySQL 管理ユーザ

「続行」

データベースユーザ名

「続行」

コンソールログインユーザ

「続行」

セットアップの種類を選択で

ホストアドレスパネル

「リンクの保存」をクリック ->「続行」

マルチキャストアドレス

「続行」

キーの作成

「キーを作成」-> キーID 0001 を作成しましたと表示される -> 「続行」->「終了」

ログファイルが表示され,設定が完了する.

「コンソールを開く」をクリックし, 管理ようの Web ページを開きます.

ユーザ名: admin_sacm(デフォルト admin) でログインする. なお,Web サーバは自動的に設定されている(HTTP のみ) SSL を使うように設定した場合は,Web サーバを SSL 対応にする必要がある. (なお,SSL を使う場合でも管理されるクライアントのアクセスは 80 で行われるので,両方のポートを利用できるようにしておく必要がある)

Web サーバの SSL 対応設定

「サーバ管理」->「Web」

「設定」タブ -> 「サイト」タブ -> 使用可能にチェックが入っているドメインを選択 -> 鉛筆(編集)アイコン -> 「セキュリティ」タブ

「保存」

MySQL のバックアップ

マニュアルには,MySQL のバックアップについて 書かれているが,とりあえず今は飛ばしておく.

http://dev.mysql.com/doc/refman/4.1/ja/disaster-prevention.html

# ./mysqldump -p --tab=/mnt/hoge --opt SACM こんなんでいいのか? とりあえず,上記のコマンドで /mnt/hoge フォルダに バイナリ,テキスト両方のバックアップができる. かなりたくさんのテーブルがあるぞ.


(LiveUpdate サーバを構築するための)ステップ 1

「Macintosh 用の LiveUpdate 管理ユーティリティをダウンロードして インストールする」

以下の URL から LiveUpdate 管理ユーティリティをダウンロードする.

ftp://ftp.symantec.com/public/english_us_canada/liveupdate/mac_liveupdate/updates/LiveUpdateAdminUtility/LiveUpdateAdminInstall.zip

ダウンロードしたファイルをダブルクリックし,解凍されたフォルダを開く. で,その中の InstallLiveUpdateAdmin.command ファイルをダブルクリックする.

管理者パスワード入力 -> Enter Choise : 1 -> Install (y/n) : y と順次入力していき,インストールが完了したらリターンキーを押し, メインメニューにもどる. 「q」でインストーラを終了する.

LiveUpdate 管理ユーティリティは,以下のフォルダにインストールされるとのこと.

ステップ 2 Mac OS X Server を使用して HTTP サーバーを設定する

Mac OS X Server 上で「サーバ管理」を起動する.

「コンピュータとサービス」のリストで,「Web」 をクリックする.

サーバ管理ウィンドウの下に表示される [設定] ボタンをクリックする.

[サイト] ボタンをクリックする.

表示されているリストのうち使用する項目を選択し, 編集ボタン (鉛筆のアイコン) をクリックする.

Web フォルダとして指定されているディレクトリを確認する.

確認したディレクトリ以下に,ウイルス定義ファイルとプログラム更新版を 保存するディレクトリを作成する.

ステップ 3

LiveUpdate 管理ユーティリティを設定する」

「アプリケーション」->「LiveUpdateAdminUtility」-> 「LiveUpdateAdminUtility.command」を起動する.

管理者パスワードを入力. 「Set perferences new?」には「y」を答える (初期実行時のみ尋ねられるみたい)

なにをアップデートするかというプリファレンスみたいなので, 1 の All AntiVirus ... (Recommended)を選択しておく.

言語は English(1) と Japanese(5) もしくは All(A)

Folder where downloaded product update files are stored には ダウンロードするフォルダを指定する. 上記の仮定では,/Library/WebServer/Documents/LiveUpdate となる. (2HDD 実験では,/Volumes/Server HD2/HOGE)

Download LiveUpdate packages now では y

Remove unselected product updates from TRI file? では n

Remove Macintosh update files that are no in TRI file? では y

Check for new versions of this utility when retrieving updates? では y

Back up previously retrieved Macintosh updates? では y (/Volumes/Server HD2/HOGE/LiveUpdate_Admin_Backup が バックアップフォルダとなる)

Use active instead of passive mode ftp when retrieving updates? では n

その他,必要に応じて設定行う.

設定の完了後 2 を入力し [2 = Download LiveUpdate packages now] を選択する.

[return] キーを押す.

この操作で最新の LiveUpdate パッケージをダウンロードします. (ftp は設定した通り passive モードで行われるが, プロキシは利用しない様子)

ftp をしているコマンド自体は

/Library/Application Support/LiveUpdateAdminUtility/DownloadLiveUpdatePackages

というスクリプト. そのなかで,ftp コマンドでダウンロードしている.

環境変数 ftp_proxy を指定してやれば O.K.

diff -c DownloadLiveUpdatePackages.org DownloadLiveUpdatePackages
*** DownloadLiveUpdatePackages.org      Thu Mar 23 11:53:58 2006
--- DownloadLiveUpdatePackages  Sun Jul 23 21:49:54 2006
***************
*** 12,17 ****
--- 12,19 ----
  # History: See ReadMe.txt.

  # *** Variable Initializations ***
+ ftp_proxy=http://AAA.AAA.AAA.AAA:3128/
+ export ftp_proxy

  # Shared Variables - BEGIN
  PATH=/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin

設定後「q」を入力し,「Q = Quit」を選択して終了させる.

ステップ 4

「社内 LiveUpdate サーバーを使用するようにクライアントを設定する」

次の 2つを行う必要があるとのこと

LiveUpdate 環境設定セットを作成する

  1. . ブラウザでSymantec 管理者コンソールの設定画面にログインする.
  2. . [クライアント環境設定] ボタンをクリックする.製品の環境設定画面に変わる.
  3. . LiveUpdate 項目の [ "LiveUpdate" 環境設定セットを作成] のリンクをクリック.
  4. . 設定したいキー ID を選択.
  5. . 選択したキー ID のキーパスワードを入力する.
  6. . キーパスワードの下のボックスに,環境設定セットにつける任意の名称を入力する.
  7. . 配布に使用するプロトコルから [http] を選択する。
  8. . [ホスト名] フィールドに,クライアントが接続する LiveUpdate サーバーを入力.
  9. 力する項目はホスト名だけでなく,LiveUpdate の更新ファイルが保存されている ディレクトリまでのパスも入力する必要がある. myserver.mydomain.com というホスト上の LiveUpdate ディレクトリに 保存されている場合には,以下のようになります.
         myserver.mydomain.com/LiveUpdate 
  10. . サーバーへのログインに認証が必要な場合には, [ログインとパスワードの設定] にチェックを入れ,認証の情報を入力する.
  11. . [環境設定セットを保存] をクリックする。

http://サーバ名/sacm/Preferences/Installers/上記でつけた名前.tgz に保存される.->Web サーバの構成を考えないと...

で最後に, 「保守」タブのなかの「クライアントパッケージを設定」をクリックし

を入れ,「クライアントパッケージを修正」をクリックし, クライアントパッケージを修正する.

環境設定セットをクライアントへ配布する

  1. . ブラウザで Symantec 管理者コンソールの設定画面にログインする.
  2. . [コマンド送信] をクリックする.
  3. . 設定の配布先となるクライアントまたはグループを指定する.
  4. . コマンド送信オプション では,[すべてのクライアントにコマンドを送信] または [上でチェックマークを付けたクライアントまたは グループにコマンドを送信] を選択する.
  5. . コマンド では,[シマンテック製品の環境設定] を選択する.
  6. . [パラメータを指定] をクリックする.
  7. . コマンドラベルを入力する.
  8. . コマンドの有効期限を設定する.
  9. . コマンドキーの ID および キーパスワードを入力する.
  10. . 事前に設定した LiveUpdate 環境設定セットを選択する.
  11. . [コマンド] をクリックする.

サーバ側のパタンファイル等の更新

ダウンロードした LiveUpdate 管理ユーティティの ReadMe.txt を見ると v1.02 でスケジュールに関するメニューが追加されたとなっているので, 設定項目が増えている.

「アプリケーション」->「LiveUpdateAdminUtility」-> 「LiveUpdateAdminUtility.command」を起動する.

3 Schedule future downloads を選択する.

1 Create schedule を選択

更新間隔を選択する.

 毎 hoge 曜日 or 毎日 or 平日など

ダウンロードする時間を入力する


クライアント側手順

クライアントには,とりあえず

Symantec AntiVirus

Symantec AntiVirus 10 CD を使う.

「Symantec AntiVirus Installer」アイコンをダブルクリックして インストーラ起動.-> 「続ける」->「続ける」->「続ける」->「同意します」

「インストール先の選択」でインストールするディスクを選択.-> 「続ける」->「インストール」->管理者パスワード入力」-> 「インストールを続ける」->「ログアウト」

Symantec Administration Console for Mac のクライアントソフトウェア

注意 ""サーバソフトウェアを先にインストールしておくこと""

クライアントのパッケージ

クライアントソフトウェアのパッケージは, サーバの以下の場所にある.

/Library/Application Support/Symantec/SMac/Symantec Administration Client.pkg

これを何らかの方法でクライアントに配布し, クライアント側にインストールする.

「Symantec Administration Client.pkg」をダブルクリックして インストーラ起動.->「続ける」->「インストール先の選択」で インストールするディスクを選択.->「続ける」->「インストール」->「再起動」

クライアントとサーバ間の通信確認

クライアントは,起動時にサーバと通信を試みるので, 管理コンソールの「コマンド通信」ページにクライアントのエントリがあれば, 通信できていると言える.

クライアントの環境設定

Symantec Console(Web の管理画面)から 「コマンド送信」 -> コマンド:「シマンテック製品の環境設定」-> 「パラメータ指定」

LiveUpdate の定期更新

Symantec Console(Web の管理画面)から 「コマンド送信」 -> コマンド:「カスタムスクリプトの実行」->「パラメータ指定」

「コマンド」

もしくは,各クライアントの「Symantec Scheduler」で各自設定する.

Symantec Administration Client を再インストール

一旦,SAC の DB からクライアントを削除して, SAV,SAC クライアントをインストールしなおしても, SAC DB にはどうしても登録されない.

仕方ないので,根こそぎ Symantec Administration Client を削除する.

rm /Library/Preferences/com.symantec.SMacClient.plist
rm -r /Library/Receipts/Symantec\ Administration\ Client.pkg/
rm -r /Library/StartupItems/SMac\ Client/

クライアント側で LiveUpdate を cron に登録する

以下の内容を root の crontab に登録してやるといい.

/Applications/Symantec\ Solutions/LiveUpdate.app/Contents/MacOS/LiveUpdate \
-update LUal -liveupdatequiet YES -liveupdateautoquit YES

ログイン時に LiveUpdate する

http://alfa.homelinux.org/pukiwiki/index.php?Mac%2Flaunchd#e20dbd18

LiveUpdate のカスタマイズオプション

http://service1.symantec.com/support/num.nsf/docid/2004052015282311

http://www.macosxhints.com/article.php?story=20040205224317620

また,パタンファイルを取得すするサーバや,プロキシの設定は /etc/liveupdate.conf を編集してもかまわない.

############################################################
#                                                          #
# livepdate.conf - Symantec LiveUpdate configuration file  #
#                                                          #
# This file is used to configure the settings used by      #
# LiveUpdate                                               #
#                                                          #
############################################################
        
hosts/0/url=http://liveupdate.symantecliveupdate.com:80
hosts/1/url=http://liveupdate.symantec.com:80
hosts/2/login:ENC=b3effdd10d982d2c7339c9604c67c34c
hosts/2/password:ENC=18d2e2d4c1445548f8a5ef124ed20bfd
hosts/2/url=ftp://update.symantec.com/opt/content/onramp

workdir=/tmp
logfile=/Library/Application Support/Norton Solutions Support/LiveUpdate/liveupdt.log

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Last-modified: 2009-02-25 (水) 11:53:35