RHEL5 では /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 などの, NIC 設定ファイルに MAC アドレスを埋め込んでいる.
そのため,システムボード障害などで MAC アドレスがかわった場合, IP アドレスがかわってしまったり,bonding が解かれてしまったりする.
vi で /etc/sysconfig/network-scripts にあるファイルを ごそごそすれば一番簡単なんだが,GUI でやる方法を覚え書きする. (bonding はどのみち vi でごにょごにょが必要なので割愛)
MAC アドレスが変わると, RHEL5 では /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0.bak などといった バックファイルをこしらえるようだ.
そのため,GUI からみると
eth0 eth0.bak eth1 eth1.bak ...
といった風に,それぞれの NIC がだぶって見える. ".bak"がついている方が古い方の MAC アドレスのときの設定, つまり,この設定を新しい MAC アドレスに対応させる.
まずは,これらすべてのインタフェイスをダウンさせる(=休止中にする)
つぎに,"eth0"など ".bak" がついていないインタフェイスを削除する. (いままで使っていなかったインタフェイスについては,".bak"の方を 削除してしまっても構わない)
残した "eth0.bak" などのインタフェイスを編集し,
これで一旦保存する.
次に,DNS(リゾルバ)を行う.(必要ない場合もある)
最後に再起動して終わり.