RIGHT:[[Sun 関係覚え書き]]
Sun のマシンは,
キーボードをつながずに起動させるとシリアル(ttya)がコンソールとなって起動する.
その際に,設定しておけばいい事項をあげる.
*Break 信号を受け付けないように [#k27f50c4]
PC をシリアル端末に使う場合,
その PC の電源があがる時や落ちる時にシリアルに Break 信号が送られて,
Sun のマシンが ROM プロンプトに落ちてしまう.
最悪,フリーズしたような状態にもなってしまう.
これを回避するために,Sun 側で Break 信号を無視するように設定する.
それには,/etc/default/kbdを 編集し,
#KEYBOARD_ABORT=disable
の行のコメントをはずす.
KEYBOARD_ABORT=disable
その後 kbd -i というコマンドを実行しておく.
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*シリアル端末のターミナル設定 [#q2fa29db]
シリアルコンソールはデフォルトのターミナルタイプが sun になっている.
そうすると TeraTerm なんかで接続するときにいちいち
# TERM=vt100;export TERM
などをしないといけない.
めんどくさいので,デフォルトを vt100 にしておくための方法.
/etc/inittabというファイルの最後のあたりに,
co:234:respawn:/usr/lib/saf/ttymon -g -h -p "`uname -n` >折り返し
console login: " -T sun -d /dev/console -l console -m ldterm,ttcompat
といった行があるので, "-T sun" の部分を vt100にしておく.
co:234:respawn:/usr/lib/saf/ttymon -g -h -p "`uname -n` > 折り返し
console login: " -T vt100 -d /dev/console -l console -m ldterm,ttcompat
**Solaris 10では [#db0afbae]
Solaris 10 では SMF が init を内包してしまっているので,
/etc/inittab に上記の行はない.
で,どうするかというと,/etc/inittab のコメント行に書かれているように
# svccfg
svc:> select system/console-login
svc:/system/console-login> setprop ttymon/terminal_type = "vt100"
svc:/system/console-login> exit
というふうな設定をすればいい.