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RIGHT:[[Linux 関係覚え書き]]
*LVM ディスクのリストア [#q76e043c]
システムパーティションを LVM で組んでいた場合に,
システムを dump/restore するには通常より余計な手順が増える.
1) rescue モード(miniroot) 起動
boot: linux rescue
2) ファイルシステムを /mnt/sysimage にマウントするか聞かれるが,
「はい」としてもマウントできない.
3) miniroot のシングルユーザモードになってから,以下のコマンドを実行し,
LVM をアクティベートする.(LVM が壊れずに残っている場合)
# lvm vgchange -ay
4) もし,LVM が壊れてしまっている場合やディスクを交換した場合は,
パーティション作成からやらないといけない.
4-1) パーティション作成
# fdisk /dev/cciss/c0d0
-/boot は ext3 で作成する
-残りは LVM 領域とするので,タイプは 8e
4-2) LVM を作成する
# lvm pvcreate -ff /dev/cciss/c0d0p0
# lvm vgcreate VolGroup00 /dev/c0d0p0
# lvm lvcreate --size XXXG --name LogVol00 (システム領域用)
# lvm lvcreate --size XXXG --name LogVol01 (swap 用)
vgdisplay で割り当てサイズが分かるので,PE サイズと FreePE の数を掛け合わせれば,
残り全部の空きサイズが分かる.
4-3)ファイルシステムを作成する
# mke2fs -j /dev/VolGroup00/LogVol00
# mkswap /dev/VolGroup00/LogVol01
5) 後は,ファイルシステムをマウントして,リストアする.
その後の,grub なども忘れずに.